当社の特徴

精密板金加工、製造

当社は静岡県湖西市に本社を構え、集塵機や厨房機器などに使用されるカバーの主要構成部品をメインに、精密加工部品を提供する板金加工メーカーです。

数限りない試行錯誤、実験、試作、工程の練り直しの中から生まれ、40有余年におよび蓄積されてきた知識、経験、ノウハウ、技術の結実なのです。
コンピュータ・プログラミングによる一貫した稼動システム、ぜい肉をそぎ落としたムダ・ムリ・ムラのない生産ライン、そしてなにより鍛錬された技術者の手腕。
多様多種な顧客のニーズに応えるべく、マルクは最新の機械設備とともに対応力の高い機能的な技術体制を構築しています。

当社の強み

#1.0 素材

マテリアルは、鉄、ステンレススティール、アルミ、銅などの一枚金属板。その板厚は、0.1mm~12mmにまで及びます。

#2.0 素材の切断

ファイバーレーザーパンチ複合機、炭酸ガスレーザー加工、三次元レーザー加工、シャーリングから選択します。。

#2.1 ファイバーレーザーパンチ複合機

ファイバーレーザーパンチ複合機は、3KWファイバーレーザーによる自由な形状加工と、小径の金型を用い、丸、半丸、長丸、角など形状に合わせた穴のパンチ加工を行う複合機となります。ファイバーレーザーカットには全て窒素ガスを使い酸化被膜がつかないように加工しております。最大板厚t6ミリまで切断可能です。

#2.2 レーザー加工

レーザーカッティングは、最高2.5kwの出力で炭酸ガスレーザを照射、素材の厚・切断の形状を選ばない対応力の高さが特長です。曲線に強く、複雑なカッティングもコンピュータ制御のプログラムによって最効率で実行します。特殊な形状の切断・穿孔を要する少量多品種の生産に向いています。

#2.3 三次元レーザー加工

三次元レーザーカッテイングは、その名のとおり立体に対して切断・穿孔を行います。板厚、材質に合わせて綿密にセッティングされたプログラムと、独自のノウハウによって、従来不可能とされた後加工としての切断・穿孔を実現します。この工程では、すでに成型された加工品が対象となることがほとんどです。

#3.0 折り曲げ

曲げ加工には、~80t、~50tのブレーキプレスを使用します。多様な曲げ角度に対応するアイテムを駆使し、180度までの任意のRをつくり出します。加工品の素材、板厚、サイズ、形状、曲げ加工の回数、溶接などの後加工の有無によって、その作業は千差万別、ここでも柔軟な技術者のセンスが問われます。

#4.0 溶接

溶接面に肉盛りして強度を高める炭酸ガス溶接、溶接される素材同士を溶かし合わせ、美しく仕上がるアルゴンガス溶接、電熱を応用し点で素材をつなぎ合わせるスポット溶接の三つです。

#4.1 スタッド溶接

スタッドボルト、スタッドナットを板へ取り付ける工程です。

#5.0 仕上げ

溶接面をきれいに仕上げ、加工品の完成です。熟練された技と力によってのみ、精巧で美しい仕上がりが得られます。

#6.0 後工程

加工品はそれぞれのニーズに合わせ、後工程として、バフ仕上げやメッキ、塗装などの表面処理が施されます。